コントラストチェッカー プロ
パレット、画像、コードのコントラスト 比を比較し、読みやすさのレポートを確認できます。
パレット、画像、コードのコントラスト 比を比較し、読みやすさのレポートを確認できます。
コントラストチェッカー プロは、複数の色をまとめて比べ、どの組み合わせが読みやすいかをマトリクスで確認するための高度な確認用ツールです。単一の文字色と背景色だけでなく、ブランドパレット、画像から抽出した色、HTML/CSSコード内の配色を同じ流れで確認できます。配色を実装する前に、本文、ボタン、バッジ、カード、チャート、状態表示に使える色の組み合わせを整理できます。
色数が増えると、見た目だけで安全な組み合わせを判断するのは難しくなります。明るい色同士、近い彩度の色同士、透明感のある背景などは、個別に見るときれいでも、文字を置くと読みづらいことがあります。コントラストチェッカー プロでは、複数色の組み合わせを一括で比較し、コントラスト 比と読みやすさの判定を確認しながら、使いやすい前景色と背景色の候補を絞り込めます。
コントラストチェッカー プロには、パレット、画像、コードという3つの入口があります。どれも最終的にはコントラストの確認に使いますが、向いている作業が違います。デザインシステムやブランドカラーを整理するならパレット、写真やイラストから配色を拾うなら画像、既存HTML/CSSの問題を見つけるならコードが適しています。
| タブ | 入力するもの | 主な出力 | 向いている作業 |
|---|---|---|---|
| パレット | 複数のHEXカラー | 色同士のコントラストマトリクス | ブランドカラー、UIトークン、テーマ色の比較 |
| 画像 | PNG、JPG、WEBP画像 | 抽出色と任意取得色 | 画像由来の背景色やアクセント色の確認 |
| コード | HTML/CSSスニペット | 低コントラスト候補の分析レポート | 既存UIの文字色と背景色の確認 |
| 詳細表示 | マトリクスの色ペア | 比率とAA/AAA判定 | 実際に使う前景色と背景色の最終確認 |
マトリクスは、追加した色を縦横に並べ、各組み合わせのコントラスト 比を表示します。対角線上は同じ色同士の比較になるため、文字色と背景色としては通常使いません。重要なのは、背景として使いたい色の列または行を見ながら、本文やボタン文字として使える色がどれかを探すことです。比率が高い組み合わせは、小さな文字や重要なラベルにも使いやすく、低い組み合わせは装飾や広い背景色に限定する方が安全です。
詳細表示では、通常テキストAA、大きなテキストAA、通常テキストAAA、大きなテキストAAAの判定を確認できます。通常テキストは本文、フォームラベル、メニュー項目のような小さめの文字を想定し、大きなテキストは見出しや大きな数値表示を想定します。どの基準に合わせるかを先に決めると、合格色だけを機械的に選ぶより、実際のUIに合った判断がしやすくなります。
画像から抽出した色は、写真やイラストの雰囲気を保ったパレット作りに役立ちます。ただし、抽出色は画像全体の代表色であり、文字を置く場所の背景色と必ず一致するとは限りません。影、ハイライト、グラデーション、人物や物体の境界など、部分ごとに明るさが変わる画像では、読みやすさの確認を1色だけで済ませない方が安全です。
画像上の特定位置を確認したい場合は「取得」を使い、実際に文字を置きたい周辺の色を拾います。タッチ操作では取得状態と確定操作を分けて確認できるため、意図しない色を追加しにくくなります。抽出した色をパレットへ送った後は、白、黒、ブランド色、アクセント色との組み合わせをマトリクスで比較し、使える組み合わせだけを残します。
コードタブでは、HTML/CSSスニペットに含まれる文字色と背景色を解析し、低コントラストの可能性がある要素をレポートします。既存のボタン、カード、バナー、通知、フォーム部品などを見直すときに、実装済みの色を手作業で拾い直す手間を減らせます。背景色が親要素から継承される場合でも、有効な背景色をもとに確認するため、見落としやすい組み合わせを見つけやすくなります。
分析結果は、タグ名、短いテキスト、比率、前景色と背景色の情報を確認するためのものです。JavaScriptで後から変わる状態、画像背景、複雑な疑似要素まですべて再現するものではないため、最終確認では実際の画面に近いHTML/CSSを貼り付けることが重要です。問題が見つかった色ペアは、詳細表示または単体のチェッカーで調整すると、原因を切り分けやすくなります。